ヤーコンは腸活に良いと言われ、気になっている方もいらっしゃると思います。
最近では秋から冬にかけ、スーパーでもよく見かけるようになりました。
ただ、買ってはみたものの、どんな料理に使用したらよいのかお悩みの方もいるかもしれません。
ヤーコンは、シャキシャキした歯ざわりとほのかな甘みが特徴です。
今回はそんなヤーコンの甘さと辛味ソースがぴったりの「ヤーコンのバンバンジー風」のレシピをご紹介します!
バンバンジーは本来、白ごまがベースの芝麻醤を使い、コクや香りを出しています。
ただ、今回は芝麻醤の代わりに手に入りやすいピーナツバターを使用しました。
それではさっそく詳しいレシピをご紹介していきますね!
ヤーコンのバンバンジー風の材料
約4人分
○ヤーコン・・・200g
○長ねぎ・・・10cm(白髪ねぎ用)
○花椒ホール・・・少々(細かく砕いておく)
調味だれの材料
○粒入りピーナツバター・・・大さじ1
○酢・・・大さじ1
○砂糖・・・小さじ2
○鶏ガラスープ・・・鶏ガラスープの素小さじ1/2をお湯20ccで溶いておく。
○醤油・・・小さじ1
○豆板醤・・・小さじ1/2
作り方
①ヤーコンは皮をむき少し太めの千切りにし、水に数分さらし、水気をよく切っておく。
➁長ねぎは白い部分を千切りにし、水にさらし、白髪ねぎにしておく。
➂調味だれの材料のうち、酢、砂糖、鶏ガラスープを合わせ、砂糖をよく溶かす。
④➂にその他の調味だれの材料を合わせる。
➄ヤーコンと調味だれを和える。
⑥器に盛り、水気を切った白髪ネギを乗せ、花椒を振る。
調理のポイント
・ヤーコンは食べる直前に調味だれと合わせていただくと、シャキシャキ感が生きて美味しくいただけます。
・今回は副菜としてご紹介しましたが、調味だれの量を増やして蒸し鶏を添え、主菜としてもお召し上がりいただけます。
・ピーナツバターは粒状のものを使用すると食感がいいのですが、粒無しでもお作りいただけます。
※粒無しの場合、カシューナッツやクルミなどを合わせても美味しいです。
・花椒は無くても大丈夫ですが、あればちょっぴりしびれる辛味で大人の味になりますよ。
レシピに関しては以上となりますが、ヤーコンについてもっと知りたい!という方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、ヤーコンについて少しご説明したいと思います。
ヤーコンについて
ヤーコンは中南米のアンデス高地を原産とするキク科の多年草の植物です。
見た目がサツマイモにそっくりの根の部分を食用にします。
生で食べると梨のようなシャキシャキとした食感と、すっきりとした甘さが特徴です。
加熱してもジャガイモやサツマイモのようなほっこりした食感にはなりません。
そのため、キンピラなどごぼうやレンコンの代わりに使うお料理によく使われますよ。
保存方法は
ヤーコンは乾燥にとても弱いです。
新聞紙に包んで冷暗所で保存してください。
この状態で1週間から10日ほど保存が可能ですよ。
カットしたものは切り口をラップで覆い、冷蔵庫で保存し、早めに食べきってください。
ヤーコンの栄養素
ヤーコンといえば、よく話題に上がるのは、「フラクトオリゴ糖」という栄養素です。
フラクトオリゴ糖は難消化性のオリゴ糖に属し、胃や小腸で分解されずに大腸に届くため、血糖値が上がりません。
甘いのにも関わらず、糖としてほとんど吸収されないようです。
ヤーコンにはこのフラクトオリゴ糖が豊富に含まれており、ダイエット向きの食材と言えそうですね!
また、「イヌリン」と呼ばれる食物繊維も含まれています。
イヌリンは水溶性の食物繊維で、腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整えます。
ヤーコンにはイヌリンが他の野菜に比べ、ずば抜けて多く含まれているそうです。
腸活ブームの中、イヌリンは大変注目されている栄養素ですよ。
ヤーコンを積極的に食事に取り入れて、健康に役立てたいですね。
ヤーコンのバンバンジー風のまとめ
いかがでしたか?
今回はヤーコンのバンバンジー風のレシピをご紹介しました。
食べなれない食材で、なかなか手に取りにくかった方もいらっしゃると思います。
でも今回のヤーコンのバンバンジー風はヤーコンとコク辛ソースが絶妙で病みつきになる一品ですよ。
お店でヤーコンを見かけたら、気軽に手に取って作ってみてくださいね!