烏龍茶やジャスミン茶などをお店で買ったり、台湾や中国のお土産で人からいただく機会もありますよね。
ただ、飲み切れずに余ってしまって、飲む以外の利用法を考えていませんか?
そんな方に「白玉と中国茶のクリームデザート」をご紹介します。
カスタードクリームに中国茶の風味をまとわせ、さらにお茶の香りが濃厚なみぞれ(シャーベット)を添えました。
贅沢に使った中国茶の香りやカスタードの甘さが白玉との相性バツグンです。
クリームはレンジを使うことで、失敗無くお作りいただけますよ。
それではさっそくレシピをご紹介しますね。
白玉と中国茶のクリームデザートの材料
中国茶のクリームの材料(約2~3人分)
○中国茶の茶葉(お好きなもの)・・・7g
○熱湯・・・30cc
○牛乳・・・150cc
○卵黄・・・1個
○グラニュー糖・・・25g
○薄力粉・・・小さじ2
みぞれの材料
○中国茶の茶葉(お好きなもの)・・・5g
○熱湯・・・60cc
○グラニュー糖・・・小さじ2
白玉の材料(約9個分)
○白玉粉・・・40g
○水・・・白玉より少なめの水(35ccくらい)
※飾り用にクコの実(あれば)をお湯で戻しておく。
作り方
中国茶のクリームの作り方
①小鍋に茶葉を入れ、沸かした湯を30ccほど入れ蓋をし、1分置く(茶葉を開かせる)。
②①に牛乳を入れ、弱火で鍋のふちがフツフツしてから1分半煮出して火を止め、蓋をして3分置く。
④③の茶葉をこしておく。
⑤耐熱ボウルに薄力粉、グラニュー糖を入れ、ホイッパ―でよく混ぜ合わせる。
⑥⑤に④の茶液を3回に分けて加え、都度よく混ぜる。
⑦ラップをし、500wで1分40秒レンジにかける。
⑧レンジから出しホイッパ―で手早くまぜる。
⑨再びラップをし、500wで1分40秒レンジにかけた後、手早くホイッパ―でなめらかになるまで混ぜる。
※ここでダマにならないようにしっかり混ぜる。
⑩⑨に卵黄を加え、すばやくなめらかになるまで混ぜ、ラップをし、500wで1分レンジにかける。
⑪レンジから出し、しっかり混ぜる。
⑫クリームの表面にぴったりとラップをし(乾かないよう)、氷水を張ったボウルの上で冷ます。
※ダマができて気になる場合は裏ごしして下さい。
※あまり保存がきかないので、しっかり冷蔵し、当日か翌日にはお召し上がり下さい。
みぞれの作り方
①温めた小さめのティーポットなどの耐熱容器に茶葉を入れ、熱湯60ccそそぎ、5分蒸らした後に濾す。
②濾した液に、グラニュー糖を加え溶かす。
3冷ましたあと、バットなどに薄く流し、冷凍庫で冷凍する。
白玉の作り方
①白玉粉をボールに入れ、白玉粉より少な目の水(35ccくらい)を加え、よく練る。
②硬かったら水を少量足し、丸くまるめられるくらいの硬さに調整する。
※やわらかくなりすぎたら、白玉粉を足して下さい。
38gくらいずつ丸める(約9個)。
④鍋に湯を沸かし、③の白玉を茹でる。
⑤茹で上がったら(浮いてきたら)、冷水にとって冷ます。
※冷蔵すると硬くなるので、硬くなったら茹で直して下さい。
盛り付け
器にクリームを盛り、白玉を乗せる。
みぞれをスプーンでクラッシュ状に崩して乗せる。
戻したクコの実(あれば)を飾る。
クリームに使う中国茶
クリームに使う中国茶は基本的にお好きなもので問題ありません。
ただ、淡い味わいのお茶より、香りや味がしっかり濃く出るお茶がおすすめです。
スーパーや食材店などで手に入りやすいもので言うと、たとえば、
・凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)・・・台湾を代表する半球状の烏龍茶。
・ジャスミン茶・・・緑茶や白茶などにジャスミンの花で香りをつけたもの。
・鉄観音茶(てっかんのんちゃ)・・・フルーティーな香りが特徴の烏龍茶。
などがおすすめです。
※凍頂烏龍茶や鉄観音茶はもし手に入れば、発酵度が高く少し焙じてあるものがおすすめ。
白玉と中国茶のクリームデザートのまとめ
いかがでしたか?
今回は白玉と中国茶のクリームデザートをご紹介させていただきました。
中国茶は種類がとても多く、味のバリエーションも豊富です。
少量レシピなので、気軽に色々なお茶で試してみて下さい。
きっとお気に入りのアレンジが見つかりますよ!