学生時代にコールセンターの派遣業務に携わったことがあるのですが、社会人になってから感じたことは、コールセンターで働いたことで仕事で生かされている「メリットがたくさんあった」ということです。
具体的にどんなメリットがあるのかをお伝えします。
コールセンター業務で身につけたこと
ビジネスマナーが身につく
まず最初に挙げたいのは「ビジネスマナーが身につく」ことです。
正しい言葉遣いやメールや電話での対応のやり取りなど、社会人として基本となるビジネスマナーを働きながら習得することができたのは、コールセンターに勤めて良かったなと感じました。
登録している派遣会社に、「コールセンターで働いてみない?」と言われた時は、「奥手の自分にできるかな」と思っていました。
しかし、コールセンターの仕事はお客様の電話対応やメール対応の仕方をきっちり教えてくれましたし、お客様の質問に対してのマニュアルがあり、そこに書いてあることを読むだけで良かったのも「意外とできるな」と感じました。
ヒアリングの能力アップ
オペレーター業務では、電話をかけてきた相手が何を言っているかについて正確に聞き取ることがいちばん大事です。
聞き取る作業が間違っていたら、誤った対応に進んだり、トンチンカンな対応になったりして、相手によってはクレームとなったりしかねませんからね。
相手が話す内容をこちらで復唱したり、要点をまとめながら確認したりして、内容を正確に聞き取る作業によって、ヒアリング能力が上がります。
コミュニケーション力がアップ
不特定多数の方の電話に対応するため、声だけで相手にわかるように説明する必要性から、コミュニケーション力が自然と磨かれます。
また、簡単なクレーム対応はオペレーターが行うため、クレーム処理能力も多少なりとも身につきますし、時折、クレーム対応をしているSVの姿勢も近くで見ることができ、勉強になりました。
電話業務の他に事務処理スキルも身につく
職場にもよりますが、コールセンターは電話対応やメール対応だけが仕事というわけではありません。
電話を受け取っていない時は、ボーッとできるのかなと思っていたのですが、私がいたコールセンターでは「データ入力業務」や「書類の整理」などもありました。
自分はパソコンがあまり得意ではなかったので、コールセンターで働いた仕事内容の中では一番キツかったのが、このデータ入力業務です。
パソコンが得意な人には簡単なのかもしれませんが、WordやExcelを使用してデータ入力をしていくので、できない自分には少し苦痛でした。
なので当時は、「事務処理するくらいならお客様対応している方が良い」と感じていました。
今になってみれば、このコールセンターで働いたことにより、基本的なビジネスマナーも学ぶことができましたし、ExcelやWordなどの一般的な事務処理のスキルも学ぶことができたのは、ありがたかったなあと感じています。
服装や髪型の自由
コールセンターで働いていてのメリットは、「服装や髪型の自由度が高い」ところです。
コールセンターは電話での対応のみで、お客様に身だしなみを見られるわけではないため、好きなファッションで好きな髪型をして仕事ができるのはとても良かったです。
他の派遣業務と比較して給料が高め
コールセンターは、他の派遣業務に比べても「給料も高い」方ですし、シフトの融通がききやすかったのもメリットだと働いていて感じました。
社会人になって学生時代にコールセンターで働いて良かったと思っています。