花壇におすすめの多年草クレマチスはガーデニングで大人気

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クレマチスは一度植えれば毎年楽しめて、国内外を問わず、人気の蔓性のガーデンプランツです。

ここではクレマチスの魅力と育て方などをお伝えします。

クレマチスの魅力

蔓性で種類豊富

3月下旬~10月に赤、ピンク、黄、白、紫、青、緑色などのさまざまな色彩でおしゃれに咲きそろうクレマチスは、花の咲き方も年に1度だけ咲くもの、年に数回咲くもの、また長期間咲くものなど、長年の品種改良によって、たくさんの種類が豊富にあります。

特に人気なのはピンク系と青系です。

花が咲く時期や花の形など系統によって違うので、上手に品種や系統を組み合わせれば、一年中花を楽しむこともできます。

クレマチスはいろんな植物と仲良くできる

蔓性で毎年花が咲き、株がどんどん大きくなるので、年々花も多くなり、クレマチスを植えることでお庭を格段にグレードアップすることができますよ。

バラとの相性も抜群で、バラ愛好家はバラの補色として青いクレマチスも一緒に演出されているようです。

花の形も、大輪中輪小輪、ベル状の可愛いもの、など色々あります。

クレマチスは主張しすぎないのでどんな花とも共演できて、いろんな形が作れますし、壁やフェンスにからませて彩ることができる万能選手です。

クレマチスの育て方

クレマチスは太陽の光が大好き

クレマチスは太陽の光を凄く好みますので、先ず日当たりの場所で育てる事が大切です。

その他にも風通しの良い場所と、水はけのよい土を選びましょう。

日光は最低でも一日に4時間以上は当たるようにしておいてください。

ただ真夏の強すぎる日差しには弱いので、夏は直射日光を避けるようにしましょう。

種植えは成長するまで期間が長い

種から植える場合は、クレマチスは発芽に1年、花が咲くまでは4,5年が必要とされています。

なので、期間が長く育てるのは大変ですが、その分凄く愛着も沸いてくると思います。

ただし、植物を育てる経験が少ない初心者は苗木や鉢植えの株から育てるのがおすすめです。

購入時期

クレマチスを購入する時期は、2月から3月が一番種類が豊富で、いろんな花を選べるのでこの時期に購入するようにしましょう。

初心者は「強剪定」という表示のものを選ぶと、コンパクトに育って、花が咲いた後の切り戻しも難しくなく、また花を咲かせることができるのでおすすめです。

クレマチスは品種によって剪定方法なども異なりますので、品種名のラベルをとっておくことで間違えずに剪定できます。

鉢植えの仕方

クレマチスの土には、水はけがよく、保水力のある土で育てましょう。

鉢は深型の縦長のプラスチック鉢を用意して、草花用の土、小粒の赤玉土、元肥を混ぜ合わせます。

苗を植えるとき、苗木の一節目の芽を全部埋めるようにして植えると、その芽から根が出て、葉のつきもよく元気に育ちます。

簡易フェンスや円形支柱などをたてて蔓が絡みやすいようにしてあげましょう。

乾燥には弱いので水やりは多めに

クレマチスは基本的に丈夫な植物ですが、乾燥には弱いので、植木鉢の土が触った感触が乾いていたら水を多めに含ませましょう。

またつぼみのときから花が咲く時期は多くの水を必要としますので、水切れを起こさないようたっぷり水やりをしましょう。

夏場の水やりは一日に2回朝夕が基本ですが、やりすぎると根腐れを起こすため気をつけましょう。

冬の水やりは、一日に一度くらいで大丈夫だと思いますが、こちらも鉢の土が乾いてきたら水やりをしましょう。

株分けは根っこを傷つけないように

クレマチスは株分け、挿し木などで増やすことができますが、根を切られるのを嫌いますので、株分けの際は根を傷つけないように細心の注意が必要です。

また移植も嫌いますので、地植えの場合は、最初から位置を固定して育てるようにしましょう。

クレマチスの挿し木に関しては、生育期間に伸びた茎やつるなどの部分を10㎝ほど切り取り、その切り口に発根剤をつけ、その枝を植木鉢に挿すと1か月後には発根してきます。

クレマチスは病気になりやすい

クレマチスは植物の病気になりやすく、湿度の低い時には、葉や茎に白い粉のようなものが付着してしまうと枯れてしまうので発生した葉などは切り取ってあげる必要があります。

その他には害虫もつきやすく、「アブラムシ」や、「ナメクジ」など付いてきます。

茎や、葉っぱを食べられてしまうので、害虫がつき始めたらスプレー式の薬を散布しましょう。

クレマチスは、冬はマイナス10度くらいまでは耐えられる丈夫な植物ですが、夏には弱く20度を超えると水分が不足したり、直射日光によって枯れてしまう可能性が高いので、特に夏場は日陰におき温度管理をしっかりしましょう。

クレマチスの花言葉

クレマチスの花言葉は多く、「美しい心」「高潔」などがありますが、その他にも「旅人の喜び」という花言葉があり、昔の人がどこか遠くに旅にでた旅人たちを楽しめるようにと宿の玄関や、部屋に飾っていたという言い伝えがあるそうです。

なんて素敵な花言葉なんでしょうね。

植物や花を育てていると気持ちにも想像力も膨らませる事も出来て心豊かになりますね。

なので、我が家では、想像力豊かで余裕の持てる人になればと思い、子供にも積極的に植物や花を育てることに参加してもらっています。

まとめ

「蔓植物の女王」と呼ばれるクレマチスは成長期には盛んに蔓を伸ばしていきます。

種類が豊富でどんな植物とも相性がよく、素敵な花を咲かせるクレマチスはまさに女王という名前が似あっているなあと思います。

クレマチスは一旦根を張ってくれれば、どんどん蔓を伸ばしてくれて、我が子の成長を見ているかのように楽しめる植物です。

ガーデニングには人気でおすすめの花ですので、綺麗な花を咲かせてみられてはいかがでしょうか。

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