突然思い立ってドリアを作りたくなったけれど、お米を一から炊くと結構時間がかかってしまうし面倒…。
そんな方におススメの食材がありますよ!
クスクスという、デュラム小麦から作られたパスタの一種です。
聞いたこはあるけど、使ったことが無いという方もいらっしゃるかもしれません。
クスクスは小さい粒状のパスタなので、茹で時間をあまりかけずにお米の代わりに利用できるんです。
今回ご紹介するレシピでは、レンズ豆を使用し、時短なおかつヘルシーに仕上げています。
そんなクスクスを使ったおススメのドリアのレシピをご紹介しますね!
レンズ豆とツナのクスクスドリアの材料
※少し小さめのグラタン皿で2皿分です。
たくさん召し上がりたい方は量を増やして下さいね。
○クスクス・・・40g
○レンズ豆・・・30g
○オリーブオイル・・・大さじ1
○にんにく・・・1かけ(みじん切り)
○ツナ缶・・・100g(油や水分を切っておく)
○玉ねぎ・・・1/4個(みじん切り)
○ホールトマト・・・200g(固形のものはつぶしておく)
○水・・・100cc+α
○溶けるタイプのチーズ・・・適量
調味料
○固形スープの素
○塩
○コショウ
○あればオレガノ、ローリエ、乾燥パセリ
作り方
①レンズ豆はさっと洗って水分をきっておく。
➁少し深めのフライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れ火にかけ、弱火で香りがでるまで炒める。
➂玉ねぎを加え(中火)さらに炒める。
④玉ねぎが透明になったら、ホールトマトと水を加え、ローリエ、オレガノ、レンズ豆を入れ、5分ほど弱火で煮る。
※水が少なくなってきたら少し足しながら煮ていく。
➄④に固形スープの素を加え、さらに5分ほど煮る。
※煮あがった時にある程度水分が無くなっている状態にしたいので、水分が多い場合はもう少し長く煮詰める。
⑥煮ている間に、クスクスを蒸らす。
⑴耐熱容器にクスクス40g、60ccの水(分量外)、塩少々、オリーブオイル少々加え、ラップをし、レンジで1分蒸らす。
⑵スプーンなどで混ぜ、再びラップし、1分蒸らす。
※量にもよりますが、クスクスがやわらかくなるまで繰り返します。(だいたい合計2~3回)
➆➄に(ローリエを外し)、ツナ、蒸らしたクスクスを合わせ、塩、コショウで味を調える。
⑧耐熱の器に➆を盛り、溶けるタイプのチーズをのせ、トースターでチーズが溶けるまで焼き、乾燥パセリを振る。
調理の一口メモ
・今回は皮をむいた状態のレンズ豆を使いましたが、皮つきなど、お好きなレンズ豆で作ることができます。
・ツナ缶以外にもサバ缶などでも美味しくいただけます。
・ハーブ類はお好きなもので、たとえばバジルや、クミンなどを入れてスパイシーにしても美味しいです。
クスクスについて
クスクスは北アフリカや中東、フランスやイタリアなどでもよく食べられている食材です。
モロッコではクスクス用の鍋があるほど。
2つの鍋が上下でセットになっていて下の鍋でスープを煮込み、上の鍋でスープの蒸気でクスクスを蒸し上げます。
スパイスの香り高いスープや煮込み料理と一緒に食べます。
フランスでは「タブレ」というクスクスを使ったサラダが有名。
ゆでたクスクスにオリーブオイルやレモン汁、塩コショウに野菜やミントなど好みの具材を入れ、冷やしていただきます。
国によって使い方も様々です。
レンズ豆について
レンズ豆は和名で「ひら豆」と呼ばれ、平たい形が特徴です。
日本の食材店で一般的に手に入るものは、赤レンズ豆(レッド・レンティル)か茶レンズ豆(ブラウン・レンティル)です。
いずれも皮無しと皮有りがあり、皮有りはやや食感を残したいときに利用します。
どの種類を使っても浸水の必要はなく、すぐに煮込み料理などに利用できますよ。
レンズ豆は栄養価が高いと言われています。
食物繊維、鉄分やマグネシウムなどのミネラル類、たんぱく質が豊富です。
葉酸も多く含まれていて、女性に嬉しいですね。
レンズ豆とツナのクスクスドリアのまとめ
今回は、レンズ豆とツナを使ったクスクスドリアのレシピをご紹介させていただきました。
レンズ豆やクスクスは浸水する必要が無いので、調理も簡単です。
保存もしやすく、常備していただくと、お料理の幅も広がりますよ。
お肉が無い!という時にレンズ豆を使ったカレーも良いですね。
困ったときのお助け食材です。
是非いつものメニューに加えて、色々アレンジしてみてくださいね!