秋が深まり、柿の美味しい季節になりました。
柿はそのまま食べてももちろん美味しいのですが、お料理に使ってみませんか?
優しい甘さがお料理の味を邪魔せず、名脇役になりおススメですよ!
何か柿を使った美味しいレシピがないかなぁ…とお探しの方もいるかもしれません。
今回そんな方におススメのレシピをご紹介します!
バジルを使ったジェノベーゼソースと柿の組み合わせが美味しいパスタ料理です。
柿とジェノベーゼソースってピンときませんよね?
バジルの爽やかさとソースの塩味が柿の風味を引き立ててくれるんですよ。
ジェノベーゼソースは市販のものでOKですし、もしフレッシュのバジルがたくさん手に入ったら手作りするのもおススメです。
それではさっそくレシピをご紹介しますね!
柿のジェノベーゼパスタの材料
(2人分)
○スパゲッティ(1.6ミリか、お好きなパスタで)・・・160g
○ジェノベーゼソース・・・約大さじ3~4(ソースの塩味で加減してください)
○柿(できれば固めのもの)・・・1個
○塩、コショウ・・・適量
○好みでパルメザンチーズ
作り方
①柿はへたを取り、皮をむいたら縦に8等分し、少し厚めにスライスする。
➁たっぷり目のお湯を沸かし、お湯1ℓあたり10gの塩を加える。
➂お湯で麺を茹でる(スパゲッティのパッケージに表示されている茹で時間で)。
④麺を茹でている間にフライパンでジェノベーゼソースを軽く温め、味をみて塩・コショウをする。
※ソースが固いようなら麺の茹で汁を少し入れ、温まったら火を止める。
➄茹で上がった麺の湯を軽くきり、④のフライパンにいれる。
➅柿を加え、さっと和える。
※柿のフレッシュ感を生かしたいので、火にかけず、軽く和えるだけでOKです。
➆好みでパルメザンチーズをかける。
フレッシュバジル(生のバジル)で作るジェノベーゼソースも格別なので、作り方をご紹介しておきますね。
我が家では毎年5鉢くらいバジルを育てているので、年に2回くらい収穫して大量に作っています。
ジェノベーゼソースの材料・作り方
○バジルの葉(葉のみ摘んでおく)・・・約50g(さっと洗ってしっかりペーパーで水気を拭いておく)
○オリーブオイル・・・約100g
○にんにく・・・2かけくらい(2等分くらいにカットしておく)
○松の実・・・15g(生の場合、トースター低温でローストする)
○塩・・・一つまみくらい
○好みでパルメザンチーズ
ざっくりな分量です。
多少、多かったり少なかったり、アバウトでも大丈夫だと思います。
以上をミキサーかブレンダーにかけ、ソース状になったら必要以上に回さずに止めるようにしてください。
※回しすぎると黒っぽく変色しやすくなってしまいます。
※松の実をローストする際は、油分が多く焦げやすいので、こまめにトースターをのぞいてください!
ジェノベーゼソースのレシピにはパルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)を入れるものが多いです。
ただ、我が家ではチーズは入れず、塩味もあまりきつくしていません。
調理するときに必要なら入れています。
温野菜にさっと和えたり、ピザトーストに少しのせるだけでワンランク上の味わいになりますよ。
出来上がったソースはすぐ使わない場合、冷凍用保存袋に入れ、薄く平らにして冷凍保存するのがGOOD!
変色もせず、使いやすいですよ。
レシピについては以上となります。
ジェノベーゼソースがあれば、調理はいたって簡単です。
ところで、今回のお料理にも使用した柿ですが、健康にも役立つ栄養素がたくさん詰まっています。
そんな柿の栄養素についても、少しご説明しますね。
柿の栄養について
柿は、カロテンとビタミンCを多く含んでいます。
五訂 日本食品標準成分表によると、生の甘がき100g中にカロテンが420μg、ビタミンCが70mgと豊富です。
1個(約180g)を食べれば、カロテンとビタミンCの一日の成人の所要量をクリアしますよ。
カロテンは酸化防止に働き、老化防止に役立つそうです。
ビタミンCはコラーゲンを作ってお肌を整えたり、疲労回復のビタミンで有名です。
美容と健康のために積極的に食べたいですね!
柿のジェノベーゼパスタのまとめ
いかがでしたか?
今回は柿とジェノベーゼパスタの作り方をご紹介しました。
イタリア料理ではフルーツを使った前菜など、いろいろな料理がありますよ。
メロンやイチジクを生ハムで巻いた前菜も有名です。
甘すぎない、優しい甘さの果物は割とお料理に使いやすいですよ。
皆さんもぜひ柿を、色々なお料理で試してみてくださいね!